主人公・岡部倫太郎役宮野真守が2012年以来の本作ライブ出演!!! 終演後には新作発表も!
株式会社MAGES.は「STEINS;GATE」発売15周年記念ライブイベント『STEINS;GATE 15th LIVE – ONE WORLD -』を森のホール21 大ホール(千葉県松戸市)にて開催いたしました。『STEINS;GATE』が関連する大型ライブイベントは2020年1月開催の『科学ADVライブ S;G 1010th ANNIVERSARY』から約4年ぶりとなります。今回は『STEINS;GATE』“ラボメン”キャスト7名と、シリーズ楽曲を歌い続けてきたアーティスト4組が出演し会場を沸かせました。
開幕は「スカイクラッドの観測者」。そして、時空を超えた円卓会議が始まった!
これまで何度も大型ライブを開催しているMAGES.であるが、『STEINS;GATE』のみにコンテンツを絞ったライブは初となる。更に、主人公・岡部倫太郎役の宮野真守は2012年に開催された「科学アドベンチャーライブ」以来の出演となり、2019年に開催予定であった本作10周年記念の大型ライブイベントでは出演が決定していたものの台風により開催中止となった為、実に12年振りとなるライブイベント出演となった。
スクリーンに開演を知らせるムービーが映し出され、期待が膨れ上がる。ステージにいとうかなこが登場し、「スカイクラッドの観測者」から公演はスタート! 15年前に発売されたXbox 360用ゲームのオープニング曲で、TVアニメでも挿入歌として使用された『STEINS;GATE』シリーズはじまりの曲だ。
曲の終了とともにステージ上にはキャストが集結し、ボイスドラマ「既視回想のラウンドテーブル」へと移っていった。スクリーンに映し出されたゲーム画面は、今回のボイスドラマ用に『STEINS;GATE』メインライターの林直孝が書き起こした特別バージョンだ。
その物語は、2024年からタイムリープを繰り返して2010年に戻ってきた岡部倫太郎によってもたらされた。2024年からタイムリープを繰り返して2010年に戻ってきた岡部倫太郎。
岡部によると、2024年にはビルの老朽化によりラボメンは問答無用で追い出されたという。岡部は、その状況を回避するために“円卓会議”を招集し、対策を話し合おうとするが……やはり通常営業のラボメン達。このやり取りに安心感を抱きつつ、この15年を振り返りながら進んでいった。スクリーンのゲーム画面には用意されていない多くのアドリブも飛び交い、場内は爆笑の渦に包まれ、またしても会議は踊るのであった。
ライブパートを盛り上げたアーティストは全6組! 最後の曲ではサプライズも!
ボイスドラマの後は、いとうかなこの「宇宙エンジニア」(PSP用ソフト『STEINS;GATE』OPテーマ)からライブパートスタート!
続いてAyumu(Zwei)が「LAST GAME」「ライア」と、2曲のバラードを歌い上げる。しっとりと雰囲気で歌い終わると、純情のアフィリアを呼び込み、観客を巻き込んでのわっしょいコール! ステージ上が明るく華やかになったところで、純情のアフィリアが「La*La*Laラボリューション」「禁断無敵のだーりん」を歌い踊って、ステージを楽しく盛り上げる。次に登場したのは、一転して独自の世界観を持つファンタズム(FES cv.榊原ゆい)! 「刻司ル十二ノ盟約」(TVアニメ「シュタインズ・ゲート」エンディングテーマ)、「運命のファルファッラ」(Xbox 360ソフト「STEINS;GATE」EDテーマ)を妖しくも力強く歌い上げ、世界観に惹き込むような歌声に会場が魅了された。
そして朗読劇にも登壇し会場を盛り上げた今井麻美がアーティストとして登場。スピード感あふれる「World-Line」(TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』後期EDテーマ)をクールで歌い上げる。アーティストとしての出演が発表されていなかった為、うれしいサプライズとなった。
ここで再びいとうかなこが登場し、今井麻美とともシュタゲの影響力にまつわる身近で起こったそれぞれのエピソードを披露。一息ついたところで、音楽でライブを盛り上げているバンドメンバーを紹介した。
彩音のソロステージでは、「邂逅のフェタリテート」(PS Vita『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』OPテーマ)、「フェノグラム」(同作 PS3 & Xbox 360版 OPテーマ)を続けて披露し、重低音が響くバンドサウンドと彩音の甘くハスキーな歌声が会場を席巻した。
全アーティストの歌唱が終わると、いとうかなこが再びステージに登場!
「ファティマ」(TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』OPテーマ)、そして、「Hacking to the Gate」(TVアニメ『シュタインズ・ゲート』OPテーマ)を歌唱。なんと、この曲に限りお手元のスマートフォンでステージの撮影がOKされるサプライズ。
大きな盛り上がりを迎えての終演かと思われたが、ステージにMCを務めるニッポン放送アナウンサーの吉田尚記が登壇し、ステージに再びキャストが呼び込んだ。
「STEINS;GATE 15th LIVE スペシャルアクト」の始まりだ。
感情は揺さぶられ、情緒は崩壊! ラボメン達の名台詞を朗読で発表!
「STEINS;GATE 15th LIVE スペシャルアクト」では、事前にSNSで募集していたラボメン達8名の名台詞の発表が行われた。各台詞は1位から3位まで発表され、今回出演している7名はそれぞれ1位の台詞を朗読で披露。台詞の前後を含めた場面がラボメン達の掛け合いによって再現され、ファンが選んだ名台詞のみならず、深い思いが込められた名場面を披露する朗読劇となった。
続いて『STEINS;GATE』関連情報の告知を挟んで、アーティスト達が登壇し、出演者全員がステージ上に揃った。そして、観客席を背に記念写真を撮影。迎えたエンディングでは、出演者を代表して宮野真守が挨拶をし、作中でおなじみ「エル・プサイ・コングルゥ」の掛け声とともに、場内に金色のテープが舞い、ステージは終演を迎えた。
最後の最後にサプライズの追い打ち!『STEINS;GATE RE:BOOT』発表!
しかし、イベントはここでは終わらなかった。場内の照明が落ち、予告なくスクリーン上にムービーが始まった。スクリーンには見たことのない新規イラストが登場し、『STEINS;GATE RE:BOOT』のタイトルが映し出された。
サプライズで発表されたRE:BOOTによって「STEINS;GATE」は再起動し、新たな一歩へと進みだす。
【『STEINS;GATE 15th LIVE – ONE WORLD -』セットリスト】
NO.・曲名 アーティスト名/タイアップ名
1・スカイクラッドの観測者 いとうかなこ
ゲーム「STEINS;GATE」(Xbox 360)オープニングテーマ
●ボイスドラマ『既視回想のラウンドテーブル』
【出演】
岡部倫太郎(cv.宮野真守) 椎名まゆり(cv.花澤香菜)
橋田至(cv.関智一) 牧瀬紅莉栖(cv.今井麻美)
桐生萌郁(cv.後藤沙緒里) 漆原るか(cv.小林ゆう)
フェイリス・ニャンニャン(cv.桃井はるこ)
2・宇宙エンジニア いとうかなこ
ゲーム「STEINS;GATE」(PSP)オープニングテーマ
3・LAST GAME Ayumu(Zwei)
TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」前期エンディングテーマ
4・ライア Ayumu(Zwei)
ゲーム「STEINS;GATE 0」(PS4 / PS3 / PS Vita)エンディングテーマ
5・La*La*Laラボリューション 純情のアフィリア
ゲーム「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(Xbox 360)オープニングテーマ
6・禁断無敵のだーりん 純情のアフィリア
ゲーム「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(PS3 / PSP)オープニングテーマ
7・刻司ル十二ノ盟約 ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)
TVアニメ「シュタインズ・ゲート」エンディングテーマ
8・運命のファルファッラ ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)
ゲーム「STEINS;GATE」(Xbox 360)エンディングテーマ
9・World-Line 今井麻美
TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」後期エンディングテーマ
10・COSMIC LOOPER いとうかなこ
ゲーム「STEINS;GATE ELITE」(PS4 / PS Vita / Switch)オープニングテーマ
11・Another Heaven いとうかなこ
ゲーム「STEINS;GATE」(Xbox 360)エンディングテーマ
12・非線形ジェニアック いとうかなこ/Ayumu(Zwei)
ゲーム「STEINS;GATE」(PS3)オープニングテーマ
13・アマデウス いとうかなこ/彩音
ゲーム「STEINS;GATE 0」(PS4 / PS3 / PS Vita)オープニングテーマ
14・邂逅のフェタリテート 彩音
ゲーム「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」(PS Vita)オープニングテーマ
15・フェノグラム 彩音
ゲーム「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」(PS3 / Xbox 360)オープニングテーマ
16・ファティマ いとうかなこ
TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」オープニングテーマ
17・Hacking to the Gate いとうかなこ
TVアニメ「シュタインズ・ゲート」オープニングテーマ
●STEINS;GATE 15th スペシャルアクト
【出演】
岡部倫太郎(cv.宮野真守) 椎名まゆり(cv.花澤香菜)
橋田至(cv.関智一) 牧瀬紅莉栖(cv.今井麻美)
桐生萌郁(cv.後藤沙緒里) 漆原るか(cv.小林ゆう)
フェイリス・ニャンニャン(cv.桃井はるこ)
MC 吉田尚記(ニッポン放送)
※ゲームの機種は、該当曲が初収録されたものを記載しています。
略称表記しているゲーム機の名称は下記の通りです。
Switch=Nintendo Switch™
PS4=PlayStation®4 PS3=PlayStation®3 PS Vita=PlayStation®Vita
PSP=PSP® (PlayStation Portable)
ライブイベントの一部始終は、イープラスにてアーカイブで配信中!
配信サイト Streaming+(イープラス)
販売期間 2024年11月4日(月) 21:00 まで
アーカイブ期間 2024年11月4日(月) 23:59 まで
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4151360001-P0030001P0030002
200枚以上のイラストで15年を振り返る『STEINS;GATE 1日限りの大展覧会』も開催!
『STEINS;GATE 15th LIVE – ONE WORLD -』が開催された森のホール21のレセプションホールでは『1日限りの大展覧会』が開催されました。ここでは、これまでにゲームやアニメで描かれた200枚以上のイラスト展示や、大型のタイムマシンや主人公・岡部のスマートフォン、そして、歴代のゲームパッケージ類や協賛各社の展示が開催されました。
『STEINS;GATE 1日限りの大展覧会』は、同じ森のホール21内のレセプションホールに入場無料で、ライブ開演前の時間まで開催された。
入場するとまず目に飛び込むのは、これまで何度かのイベントで展示された大型の造形物「タイムマシン」、そして、15周年を記念してドレスアップしたラボメン達のスタンディが並ぶ中、展示のメインを飾るのは、200枚以上に及ぶイラストの展覧会。
これは大きく3つのコーナーに別れ、キャラクターデザインを務めるhuke氏によるものと、アニメ『シュタインズ・ゲート』、『シュタインズ・ゲート ゼロ』を展開していたときにアニメ版権イラストとして描かれたものを鑑賞できるようになっており、パッケージや特典物、販売促進用のものだけではなく、コラボやイベントなど多岐に渡って展開してきたことがわかる。
左手にはドレスアップしたラボメン達のスタンディが立ち並び、15周年記念のレセプションホールに来場したファンの皆をお出迎えしているかのようだ。
会場を進んでゆくと、2017年の大相撲9月場所で掲出した懸賞幕もまた貴重な展示品だ。一般の目に触れるのは、その場所以来となる。
ショーケースには、これまで発売してきた歴代のゲームパッケージやグッズ類などが並べられ、会場の奥には『STEINS;GATE 0』に登場し、東京ゲームショウ2018に出展された大型のアマデウス紅莉栖を映し出していた岡部倫太郎のスマートフォンが展示された。映像はラボメン達がRINE(作中に登場するスマートフォン用のコミュニケーションアプリ)で会話をしている模様や、アマデウス紅莉栖からの着信の様子を書き起こしたテキストが流された。このテキストは『STEINS;GATE』メインライターの林直孝氏が、この日の為に書き起こしたものだ。
この岡部のスマホの近くには、従来のラボメン達のスタンディが立ち並び、「ゼロ」と「イチ」とでシュタインズゲート世界線へと向かう道筋を開けるかのように、展覧会は折り返し地点となっている。
さらに、今回のイベントを協賛している8社のブースではそれぞれ『STEINS;GATE』に関するフィギュアやグッズやコラボ、遊技機の筐体までも展示され、これからの展開を期待させる。
●協賛社ブース(五十音順)
・株式会社エム・ジー・ケイ
カフェインドリンク「まゆしぃ☆のやさしさ(もう頑張らなくてもいいからね味)」「まゆしぃ☆のビンタ 朝スッキリ味」など販売。さらに「ゲルバナ味」の先行販売実施
・Gatebox株式会社:開発中の「牧瀬紅莉栖」デジタルフィギュアボックスの展示
・株式会社トーハン:キャンバスアート展示、ミニキャンバスの販売
・TOPPAN株式会社: STEINS;GATE」掛け軸、扇子展示
・ニューギングループ:遊技機「Pシュタインズ・ゲート ゼロ」(Pシュタゲゼロ)筐体展示
・麻雀一番街:ミニゲーム「シュタゲ世界線チャレンジ」を用意。参加者にはコラボグッズの配布
・メイファ株式会社:ヒロイン3名(まゆり・鈴羽・牧瀬)の水着フィギュアと牧瀬紅莉栖 Racing Ver.の展示/ぬいぐるみ展示
・株式会社Re;write:メモリーキューブの体験会、新グッズ(アクリル置時計・巾着ポーチ・ネックストラップ)の販売
出口付近には来場者の為のメッセージボードが設置されており、数多くのファンの皆さんの思いがこめられたメッセージやイラストがふんだんに書かれていた。見ず知らずのファン同士も、ボードを通じて想いを一つにしたのかもしれない。
森のホール21 レセプションホールで繰り広げられた1日限りの大展覧会は、イラストで15年の歳月を振り返りながらも、協賛各社による様々な展開で、まだ『STEINS;GATE』が動き続けていることが感じられる展示であった。
そして、ライブで新たに発表された『STEINS;GATE RE:BOOT』によってまた、新たな未来へとその展開は広がってゆく。
【関連リンク】
『STEINS;GATE 15th LIVE – ONE WORLD -』サイト https://steinsgate.jp/15th/live/
『STEINS;GATE 15周年記念特設サイト』サイト https://steinsgate.jp/15th/
科学ADV公式X https://x.com/kagakuadv
MAGES.MUSIC 公式X https://x.com/MAGES_MUSIC
MAGES.GAME 公式X https://x.com/MAGES_GAME
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