日時:2021年12月9日(木)13時30分~/場所:出雲市役所・市長応接室
燈の守り人キャラクターを活用して、地域の灯台を歴史・文化資産として活用する機運をつくるため、キャラクター化の対象となる「出雲日御碕灯台」が立地している島根県出雲市の飯塚俊之市長を、「燈の守り人」製作委員会プロデューサーの柴田英知が2021年12月9日(木)に表敬訪問し、キャラクターの贈呈式を実施しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<「出雲日御碕灯台」キャラクターポスター>
<イベント概要>
日時 | 2021年12月9日(木)13時30分~(30分程度) |
会場 | 出雲市役所・市長応接室 〒693-8530 島根県出雲市今市町70 |
アクセス | JR出雲駅から徒歩約13分 |
プログラム | 1.「燈の守り人」キャラクター贈呈 2.フォトセッション(キャラクターの等身大パネルを挟んで記念撮影) 3.会談(飯塚市長・燈の守り人製作委員会プロデューサー 柴田英知) 4.囲み取材 |
<飯塚俊之市長コメント>
出雲日御碕灯台が重要文化財にこれから指定されるという中で新しいキャラクターを作っていただき、活用させていただけるということは本当にありがたい。熱源サミットの開催や、ジオパーク関連の動きなど、大きな風が出雲市に吹いているのを感じる。その流れの中で最大限このキャラクターを観光振興や様々な面で活用させていただければと思っている。10月にはジオパークの大会が松江と出雲の共催で開催されたり国立公園満喫プロジェクトなど観光客の皆さんを受け入れる環境が急速に進んでいっている中で新しいキャラクターをいただいたので、活用の仕方をしっかり考えていきたい。
<柴田プロデューサーコメント>
出雲日御碕灯台のビジュアルが凛々しくて素晴らしかったので身長も高めに設定し、黒に金色の素材というデラックスなイメージになるようにデザインさせていただいた。
市のパンフレットや商品開発で町のガイド役として使っていただくなど、是非自由な発想で活用していただいて地域が盛り上がるといいなと思っている。
YouTubeの音声コンテンツを聴いて理解を深めて灯台に足を運んでいただくと、実際に灯台に会えた時の感動がひとしお上がったり、日御碕の神社にも足を運んでみようといったように地域の周遊性をあげるという側面もある。青二プロダクションという大手事務所とコラボすることができ竹内良太さんという非常に人気の高い声優さんに声をあてていただいている。
- 「燈の守り人」製作委員会プロデューサー プロフィール
柴田英知 「燈の守り人」製作委員会プロデューサー
2002年地方自治体市役所に入職、農林水産、観光物産、市民窓口、生活保護などの部署で勤務。在職中より地域活性化をライフワークとし、テーマに応じて団体を立ち上げ、その認定によって地域の熱源を生み出す手法と、地域経済を踏まえたロジックで地域おこしを行い、地元だけではなく、海外を含めた様々な地域で地方創生事業や、音楽を中心とした文化事業を行う。
2018年市役所を退職し、日本財団「海と日本プロジェクト」事務局として拠点を東京に移動、様々な協会をプロデュースし、地域での文化を掘り起こし、地域活性化や関係人口の拡大、地域経済の循環に資する活動を行う。これまでにおおよそ70の地域で事業を実施。地域の文化や地域経済を踏まえた地域おこしを「地域リノベーション」として捉え、全国で活動中。2020年からは「燈りの守り人」の企画やキャラクター製作に関わり、2021年よりプロデューサーを務める。
団体概要
団体名称 :全国灯台文化価値創造フォーラム
本社所在地 :東京都港区赤坂7-10-9 赤坂伊藤ビル2階
電話番号 :03-6441-2561
代表理事 :波房 克典
設立 :2020年11月1日
URL :https://toudai.uminohi.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
「燈の守り人」プロジェクト
『燈の守り人』は、日本全国の海岸線に建設されている灯台を擬人化したオリジナル・エンターテインメントです。灯台に自らの魂を捧げ、海の災厄「水禍」から日本を守ってきた灯台の化身・「燈の守り人」たちの物語で、灯台からみた日本の近代史など、灯台の多様な魅力を伝えていく大河ファンタジーです。
日本における西洋式灯台の歴史は、約150年前に遡り、現在3,000基をこえる灯台が存在しますが、GPSやレーダーの普及に伴い、各地でその役目を終えつつあります。
『燈の守り人』プロジェクトでは、各地の灯台の魅力をオリジナルストーリーでエンタメ化することにより、これまでの灯台ファンは勿論のこと、さらに広い層にその魅力を届け、灯台に足を運ぶ人を増やし、地域の海洋資源として、灯台に光を当てることを狙っています。
https://www.akarinomoribito.com/
<2021年度の活動>
①キャラクター制作・・・「燈の守り人」に登場する約90灯台のキャラクター ※10月より順次制作
②漫画連載・・・縦読み漫画として週刊連載(漫画アプリ各社) ※2022年3月より連載開始
③声劇Liveイベント・・・著名声優10名によるライブ朗読会イベント ※11月1、2日公演
④音声ドラマ・・・約90名の有名声優が登場する、オリジナル脚本による音声ドラマ ※11月より配信開始
⑤音声ガイド・・・約90名の有名声優による各灯台の概要説明をする音声ガイド ※11月より配信開始
⑥キャラクター制作・・・「燈の守り人」に登場する約90灯台のキャラクター ※10月より順次制作
⑦20市町村に、キャラクター贈呈の表敬訪問・・・市町村とのタイアップ展開 ※10月より開始