いま、テーマとしているのは「劣化」。あらゆる劣化が進む現代でワビサビの無常観に通じる「劣化」の美しさに焦点を当てようと、剥げ絵と称して絵を削るなどして試み、昨年の冬からは新たに「焼き絵」に取り組んでいます。
本展では近作の焼き絵を中心にユーモアと哀しみが入り混じる独特の世界を味わっていただきます。
しりあがり寿個展
「 描いたハシから焼かれてく 」
期 間:2021年11月16日(火)~30日(火)
時 間:平日9:30~20:30/土日9:30~17:00
会 場:専門学校日本デザイナー学院 8F WALL GALLERY(https://ndg.ac.jp/access/)
受 付:1F総合受付にお立ち寄りください。新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力お願い申し上げます
休 館:21(日)・23(祝)・28(日)※閉館日のため入場できません
場 所:専門学校日本デザイナー学院 8F WALL GALLERY
しりあがり寿
1958年静岡県生まれ。
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻を卒業後、キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝などを担当。
85年、単行本『エレキな春』でマンガ家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。
94年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表。
4コママンガから長編ストーリーマンガまで様々なジャンルで独自な活動を続けるいっぽう、近年では映像、絵画、インスタレーションなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。