本日(10月25日ごろ)発売の「ビッグコミック」21号では、去る9月24日に逝去された、さいとう・たかを氏の追悼を特集。
仲間たちとのオフショットや、秋本治氏、黒鉄ヒロシ氏、ちばてつや氏、藤子不二雄A氏、武論尊氏・池上遼一氏、やまさき十三氏・北見けんいち氏からのメッセージ入り色紙に加え、漫画原作者で小説家、脚本家そして『ゴルゴ13』元担当編集者の長崎尚志氏へのインタビュー記事などで、改めてさいとう氏の功績を振り返る。
さらに、さいとう氏が自身で脚本を手がけ、『ゴルゴ13』を代表する傑作のひとつと謳われる「海へ向かうエバ」を再録。表紙は金子ナンペイ氏によるさいとう氏の肖像画。
また、同号では人気作『BLUE GIANT』の2022年アニメ映画化を発表。10月29日ごろに米国編『BLUE GIANT EXPLORER』第4集を発売することと共に記念し、直筆サイン入り複製原画プレゼント企画も告知されている。
ゴルゴ13
1968年11月に「ビッグコミック」(小学館)で連載開始、本年7月5日に単行本201巻を発売し、「最も発行巻数多い単一マンガシリーズ」でギネス世界記録(TM)に認定。
さいとう氏は同作以外にも数多くの劇画作品を執筆しつつ、ハイクオリティーの作品を安定的に読者に届けるために分業による制作体制を確立。これが氏の遺志である「自分抜きでも『ゴルゴ13』は続いていってほしい」の実現へとつながり、次号「ビッグコミック」22号からは新作を掲載する。
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ビッグコミック
1968年2月創刊。毎月10日、25日発売。
「伝統と革新の、業界№1青年漫画誌!!」を標榜。
『ゴルゴ13』『空母いぶき GREAT GAME』『BLUE GIANT EXPLORER』
などの人気作、『正直不動産』『JUMBO MAX』といった話題作に加え、
ちばてつや氏、小山ゆう氏、さだやす圭氏など豪華執筆陣が競い合い
本格エンタテインメントを提供。表紙イラストは金子ナンペイ氏。
【公式サイト】https://bigcomicbros.net/magazine/bigcomic/